2011年5月31日火曜日

ヨーグルトストーリー

Chuckですおひさしぶりです
一ヶ月のお留守番、いい子でしたよ

お留守番中のある日、ヨーグルトをもらいました
でも「何か」が入っていました
いつものは「何もなし」です

そしたら、次に「何もなし」をもらいました
とっても気に入って、一生懸命食べました

そしたら、そのヨーグルトが「一番いい」ってことになり
「その」ヨーグルト探しが始まった・・・そうです

ヨーグルト捜査大作戦・・・だそうです
近くのマーケット、コンビニは全部回った・・・そうです
偶然、駅のコンビニで見つけた・・・そうです



これがそのヨーグルトです
今回も大捜査「続編」だった・・・そうです
今回も感謝していただきました、はい・・・

Chuckより

PS:「何もなし」ヨーグルトは「ブルガリアヨーグルト」でいいですよ
いつもぼくがもらっているのは「カスピ海ヨーグルト」ですけどね


2011年5月30日月曜日

おとなの政治家

以前勤務していた有料老人ホームで国会中継を熱心に見ていらっしゃるご夫婦がありました。ご主人は93歳、奥さまは88歳。「国民として当然です」とおっしゃっていました。

そうなんです、国会で何が討議され、何が決定されていくのか、それをしっかり理解するのは「国民の義務」・・・なのですが・・・

朝のラジオで、「今日の放送は国会中継のため、9時までです」と聞くと、9時前にスイッチを消してしまう私です。

ヤジが飛び交い、わかりきったことを単に、ことばのやりとりだけで「討議」している国会。こどもたちが見れば、「人の話は聞かなくてもいいのだ」と教えているようなものです。テレビは見ない私ですが、ラジオの音声放送をしっかり聞く気持ちにもならないのは事実です。

日本の政治は三流だけれど、この国は国民で持っている・・・国民それぞれがやるべきことをやるから、日本はちゃんとしている・・・というような論評は以前からありましたし、実際そうなのかもしれません。世界中を見回しても、「今の政府は最高だ」と国民が信じ切っている国があるはずはないな、と思うものの、「この人(人たち)」に任せておけば、という感覚が持てないのは、何とも寂しいものです。

鎌田實氏が野党も大人に: かまたみのる公式ブログとおっしゃています。福島原子力発電所の放水を中断させた、いや命令していない・・・の無意味なやりとりを受けての感想です。全くその通りです。

考え方の違いも乗り越えて「今やるべきことをやる」、その意気込みを国民に見せ、実行する。「日本の政治家もしっかりしてきた」と国民に感じさせる、今は絶好のチャンスだと思うのですが、いつまでたっても「党利党略、私利私欲」なのでしょうか、日本の政治家の方々は・・・

おとなの政治家はいずこに?


PS: 先日竜巻で大きな被害が出た、アメリカ・ミズーリ州のジョプリンをオバマ大統領が視察した風景を目にしました。「政府はジョプリンを見捨てない、復興はわれわれが支えていく」という大統領の発言に、追悼式の観衆は総立ちで拍手。オーバーな口調の演技かもしれません。でも災害に打ちのめされた人々にとって、このリーダーの「発言」、「力づけ」は大切です。それができる「リーダー」の存在はうらやましいです。

2011年5月29日日曜日

寄付元年

阪神大震災の1995年は「ボランティア元年」と呼ばれています。大きな災害のあと、全国から多くの人たちがボランティアとして集まり、手助けをすることが今では普通になってきましたが、そのきっかけが阪神大震災だったからです。

東日本大震災の今年は「寄付元年」と呼ばれるかもしれない、と朝日新聞の社説にありました。今回の大きな災害を目の当たりにして、何かしたい、と思う人は全国ならず、世界に多く存在します。義援金を送ることとともに、被災者支援をする組織への寄付が、その場に行けない人たちができる大きなサポートです。

その寄付に対して税制上優遇されるようなしくみができました。中央共同募金会にNPOなどの活動を支える新しい募金窓口が設けられ、ここへの寄付の一定金額を所得税の課税対象から差し引ける所得控除が適用されるようになったのです。

NPO法人の数は現在4万2千を超えるそうですが、そのうち税制優遇が認められた認定NPO法人は200あまりとのこと。認定NPO法人として認める基準の大幅緩和も考えられているとか。

しっかりした目的を持ったNPOがその活動内容と会計を積極的に公開し、それをもとに寄付する先を探す。寄付がNPOの活動を広げる。そんな循環の定着を・・・とこの社説は訴えています。

今回のアメリカ旅行の際、友人が作った仏さまのシルクスクリーンプリントを持参しました。娘の卒業プレゼントとして特別に作ってもらったものです。私のプレゼント用以外の数枚を友人たちが買ってくれました。大震災後の救援活動をするグループに寄付をするので、代金に上乗せしてほしいという私の依頼に、みんなそれぞれに、「喜んで」と言ってくれました。

小さな寄付ですが、気持ちのこもったアメリカみやげとなりました。

私が寄付をしたグループ、ジャパンハート JAPAN HEARTです。

2011年5月28日土曜日

日づけがない!

息子の家の冷蔵庫にあったカレンダー
4月の26日と29日、日づけがない!
どこにいったのでしょう
他の月はみんな「そろって」いましたよ


ボルチモア市の公共事業局のカレンダー
4月の26日と29日は仕事しなかったのかな・・・

2011年5月27日金曜日

きれいな花には・・


黄色の藤・・・と思ったら「金鎖」(きんぐさり)という花
植物園で撮影した翌日の新聞に紹介されていました

ヨーロッパでは大きくなるけれど、
高温多湿、特に京都の気候にはなじみにくい花

木全体に「アルカロイド」という有毒成分を含むので、
中国では「毒豆」という名で呼ばれるとか

きれいなものにはご注意を・・・ですね

2011年5月26日木曜日

心の傷

東日本大震災の死亡者数は警察庁のまとめによると、5月25日現在15,217人。このうち身元確認ができた人数はどれぐらいあるのでしょうか。行方不明の家族を捜して、身元を確認する作業は、遺族にとってどれだけ辛いことか。

そして、その場に立ち会っての遺体確認や引き渡しを続ける多くの地元の公務員、警察官など、その方々のプレッシャーはいくばくか、と思います。災害救援に従事する人が心に負う傷を「惨事ストレス」というそうです。asahi.com宮城県警警察官、精神疲労訴え 「夢の中で遺体数える」

京都府警から、震災二週間後に宮城県石巻市の遺体安置所に派遣された警部補が新聞で紹介されていました。

今年1月17日、京都府警は日赤京都府支部と合同で「大災害対応訓練」を実施しています。大勢の犠牲者の検視と遺族への対応を研修の柱にしたものでした。

災害時の警察官は、捜索から検視、引き渡しと、人の死に関わり続けます。その折の心の傷についてそれまで考えたことがないと、気づいたある警察官の企画でした。模擬安置所を体育館に作り、日赤の看護師たちが遺族に扮して、対応する警察官に怒りをぶつける、そんな場面が繰り広げられました。

上記の警部補は、石巻の遺体安置所での任務中、現実の厳しさに戸惑いながらも、「次に自分の心がどうなるかがわかって対処できた」のだそうです。たった二ヶ月後に訓練が現実のものになるとは、誰も想像していなかったことでしょう。

「死」は一人一人のものであり、決して「数」で語るものではありません。ですが、その「数」が一度に生じた時、その対応は今までに考えてもいなかった状況となります。今回の京都府警の経験は、今後の「惨事ストレス」対応へのヒントになることと思います。

突然の業務の中で生まれた多くの心の傷に、柔らかいかさぶたができてきますように。

2011年5月25日水曜日

バラ・ばら・薔薇

つるバラが咲きました
色んな色で咲きました
色んな形で咲きました







2011年5月24日火曜日

悟り


   「悟り」って何だろう。
   ずっと考えていました。
   色んな本も読みました。
     

     自分が自分であること。
     それだけでいいのです。
     何も付け足さなくても。
     自分が自分であることに精いっぱい感謝して、
     今日も目の前にあることを一つずつ片付けていく。
     それを「悟り」というのです。


町田宗鳳(まちだそうほう)氏のホームページのトップに出てくることばです。

京都の大徳寺で禅僧として14歳から30歳まで過ごし、その後アメリカのハーバードで宗教学を学んだ経歴の持ち主。このところあちこちでお名前に出会います。ちょっとこのご縁を深めてみようと思っています。

町田宗鳳ホームページ

2011年5月23日月曜日

ちょっと休憩・・・


ちょっと休憩・・・
静かだね・・・



PS: 「ひさしぶりに」、娘が「ばいりんぶろぐ」をアップしてくれました。彼女がなぜロースクールをめざしたか、初めて知りました。アメリカでおしゃべりしていた時には出てこなかったコメント。ブログを通しての会話も楽しいです。


2011年5月22日日曜日

からっぽ

アメリカの4,5月はいちごをはじめとして、ベリーがたくさん店頭に並んでいます。

形も大きくて立派ないちごなのですが・・・
へたを取るとご覧の通り、中身がからっぽ。

日本のあま~いいちごとは違って、歯ごたえもある「野生の味」。
きっと大きな農場でのびのび育ったのでしょうね。


別の日に買ったいちごは中までしっかりしていて、とても甘いものでした。

「自由の国」アメリカで色んないちごに遭遇しました。

2011年5月21日土曜日

ガスコンロ

ガスの点火検査にやってきた人が、帰り際に「使えるだけ長く使ってあげてくださいね」と言いました。前回、やってきた人も、「いい色で燃えていますね」と言ってくれました。

20年以上前から使っている我が家のガスコンロ。アメリカ製で、種火がついている「古い」もの。大きなオーブンは最近では年に一回、クリスマスパーティーのターキーを焼くとき以外、ほとんど出番がなくなってしまっています。

点火のノブが甘くなってきたり、掃除が苦手の私ですから、汚れが目立っていたり、気になることも出てきています。でも「ガスのプロ」たちからすてきなコメントをもらったからには、「使えるだけ使おう」と思います。家庭用のガスコンロで4つも焚き口がついているなんて、貴重ですものね。

古くなってもしっかり手入れをして使っていく。明治生まれの祖母にとっては当たり前だったことを、育ててもらったこの孫娘は忘れがち。こころしましょう。

2011年5月20日金曜日

うぬっ???


ボルチモアの東南部、Eastonという街
信楽(しがらき)のたぬきに出会うとは・・・

お店の名前は
General Tanuki's


大きな自然食品スーパーには
だちょうの卵が
普通の卵が何と小さく見えること!


同じ日に見つけた「うぬっ???」


そのスーパーのデリコーナー
野菜、豆腐など、
以前のアメリカでは見られなかった食材を使った食べ物が一杯 
大きなサラダバーも「健康的な」食品ばかり

2011年5月19日木曜日

9.11世代

アメリカに「9.11世代」ということばがあるのを初めて知りました。2001年のテロ事件を小中高校の思春期にくぐり、その後の対テロ戦争とともに育った世代のことだそうです。今月2日のオサマ・ビンラディン殺害発表後、ワシントンのホワイトハウス前の広場やニューヨークのタイムズスクエアを埋め尽くして歓喜の声を上げたのも、この世代が中心でした。

政治と外国への関心が高く、ひときわ愛国心が強い。軍事力に寄せる信頼も厚く、その限界を知りつつも、人道や正義を掲げて外国に米軍を派遣することをためらわない。2年半前、ネットを駆使して空前の献金を集め、「チェンジ」を訴えたオバマ大統領誕生の原動力の一つにもなった。それが9.11世代。

小さい頃から諸悪の象徴として存在したビンラディンが殺害されたことは、自分たちが選んだ大統領の成果として、素直に祝福した・・・と書かれる文章に、少々違和感を感じる私です。しかし経済的な行き詰まりや将来の不安を多くの若者が感じる現在のアメリカでは、久しぶりに大声を上げて「喜べる」出来事だったのだということも理解できます。

どこの国においても、ある「世代」が生まれるのは、社会的要因からですが、その「世代」がその社会を動かしていくのも事実です。

朝日新聞アメリカ総局長の立野純二氏は、このコラムを次のように結んでいます。

大震災の逆境を生き抜く子どもたちは、どんな「3.11世代」として登場するのだろう。政治の無力ぶりを肌で感じながら育つ彼らこそが、日本の「チェンジ」を実現させるかもしれないと夢見ている。

私も期待しています。大震災の辛い経験を通して、お互いを思いやることの大切さを感じ取った子どもたちに。

2011年5月18日水曜日

ラベルコレクション

ずらりと並んだワイン
どうやって選ぶのかな・・・



私の決め手はラベルのデザイン









2011年5月17日火曜日

マンハッタン3時間半

5月10日午前9時45分 
ニュージャージーの日本マーケット「みつわ」(シカゴと同じ店)のシャトルでマンハッタンへ
運賃は片道3ドル、シニア(60歳以上)は2ドルなり


10時15分 久しぶりのマンハッタン・タイムズスクエア



10時20分 西45丁目に4月17日、リニューアルオープンしたBOOKOFFブックオフ 
古本の文庫本を一杯買った娘




11時00分 6番街 紀伊國屋へ
お向かいのブライアントパークは初夏の日差しを楽しむ人で一杯
















紀伊國屋の店内(写真禁止を知りませんでした)
ここで娘は日本のペンを購入
本は立ち読みで・・・
12時、友人と待ち合わせ
二階のカフェテリアで日本風お弁当の昼食とおしゃべり
本以外の買い物はなかったマンハッタン3時間半









1時半マンハッタン発のシャトルで「みつわ」に(1時55分着)
2時45分 「大量の」買い出しが終わっていざ、ボルチモアへ!

2011年5月16日月曜日

一ヶ月・・・

一ヶ月留守にすると・・・
公園の桜もすっかり葉桜


プランターのノースポールもこんなに大きく


ニセアカシア(ハリエンジュ)も咲き出して


大好きなポピーが雑草の中にひとつだけ


エンドウ豆もふくらんで


田植えが終わったたんぼもあちこちに


我が家の誰かさんの顔 また目がなくなってきた
Southwest Airlinesのシャツを着てます!

2011年5月15日日曜日

Southwest Airlines利用方法

アメリカでの格安航空の先駆けがSouthwest Airlines。料金を安く設定することで、今まで飛行機に乗らなかった人たちも利用するようになったのが、発展の一因と言われています。「空のバス」という感覚でしょうか。

飛行機の予約は全てインターネットから。座席の指定はありません。搭乗方法は独特です。全ての路線を飛ぶのはボーイング737シリーズ。同じ機種を使うのは、パイロットを始めとして、従業員教育を簡略化できることにつながっているのです。Southwest Airlinesについてはサウスウエスト航空 - Wikipediaに詳しく記載されています。

さて、その搭乗方法はチェックインの順番にAからCのグループに分けられます。(飛行機出発の24時間前からインターネットでチェックイン可能です)登場の順番は:

 1.プリボード:車いす利用者などの優先搭乗
 2.ビジネスセレクト:搭乗番号A1~A15 
   (フライトのマイルが倍になり、有料のアルコールサービス一杯分が無料提供)
 3. A16~30
 4. A31~60
 5. 4歳以下の子どもを同行する家族
 6. B1~B30
 7. B31~B60
 8. C1~C30



ゲートの前には写真のような数字を書いた案内表示板が並び、乗客は自分の番号に応じて並んでから搭乗します。スタンバイで飛ぶときはほどんどCグループになりますから、搭乗はほぼ最後。満員の場合は、乗れなくなることもあります。


スタンバイフライトでの座席確保方法を、仕事でしょっちゅう飛んでいる息子から教えてもらいました。

・遅い搭乗では、まず中央の席しか空いていないので、大きな手荷物がある場合は頭上のビンの空いているところに押し込んでから、自分の席を探す。(降りる時、前に移動しながらその荷物が取り出せる)

・通路側、窓側、どちらも「なるべく」小さい人の組み合わせを狙う。「お母さんは細いから、潜り込んでも、左右の人は喜ぶよ」とのこと。

・もしカップルらしき人が、通路側、窓際に別れて座っていれば、そこは「穴場」。「座っていいですか?」と聞くと、必ず中央の席に移動して、二人が並ぶから。(満席でなければ、三席を二人で使おうと思っているので)ただし、「本物の」カップルを判定しないと、この作戦は実行不可(息子は、ほぼ当たると言っていましたが・・・)

アメリカ国内だけしか飛んでいませんが、日本語でもこんな検索ページがありました。Southwest Airlines の情報と路線図検索

もしアメリカへお出かけの際は、ぜひ一度乗ってみてください。機内もとっても気楽です・・・(飲み物サービスだけですから、おなかがすきそうな場合は食料品の持ち込みを忘れずに!)

2011年5月14日土曜日

アラスカ経由

「翼よ、あれがアラスカだ・・・」とは言いませんでしたが、昨日のシアトルからの帰国便はアラスカ・アンカレッジに「臨時着陸」しました。

離陸後1時間ほどたって、団体客の一人、年配の日本人女性がトイレの前で倒れてしまったのです。「医療関係者の方はいらっしゃいませんか?」というアナウンスがありましたが、お医者さまや看護師さんは搭乗していなかったようです。

女性に意識はありましたが、パイロットはアンカレッジ着陸を選択したようです。4時間ほど飛んだところでした。大阪までの燃料を積んでいましたから、ある程度「捨てる」作業で機体を軽くします。翼のところから噴射しています。(写真で後方に吹き出しているのが燃料です。)アンカレッジの滑走路が短かったので、ブレーキに負担が大きく、その熱をさますのに時間がかかります・・・というようなアナウンスも着陸後ありました。世界のあちこち飛行機で飛び回ってきましたが、今回の臨時着陸は初めての経験でした。



5月のアラスカの風景、まだまだ緑はありませんでした。




ランディングすると、近くに大きな煙が・・・これは消防局による訓練でした。
                                 
 
アンカレッジという表示の出た飛行地図

関空到着は予定より2時間半遅れ。搭乗者にはそれぞれに50ドルのクーポン券が配られました。一人の急病による影響の大きさに改めてびっくりしました。女性はアンカレッジの病院に運ばれたようです。

Economy Comfortという、前後が少し広いシートの一番前の窓際に座れた私。予定より長いフライトでしたが、今回のスタンバイフライトも無事に終了しました。