ことばには2種類あります。書きことば(文字のことば)と音のことば(話ことば)です。
英語を教えたり、英語を使う仕事をしている私ですが、日本語の話し方もとても気になる人種です。「洋服がきれる」と聞くと、私の耳がピクッと動きます。娘は小さい頃から、その私の反応をおもしろそうに眺めていたものです。
NHKのラジオテキスト「ことば力アップ」に話しことばについて、こんな文章がありました。
「話しことば」の特性と、そのやっかいさを並べ上げてみましょう。
1) 音でできていることば・・・適切な音でないとわからない。
2) 消えることば・・・今しかなく後で確認できない。
3) 順に出てくることば・・・先の見通しがつかない。
4) 目の前に相手のあることば・・・伝わらないと意味がない。
5) 気持ちが表れることば・・・人間性も出る。
日本語の話し方の訓練を受けたことのある日本人はそれほど多くありません。母国語だから話せて当たり前・・・ではあるのですが、わかりやすく、正しく自分の気持ちを相手に伝えるのはなかなか大変です。
「あんなこと言うんじゃなかった・・・」
「わかってもらえたかな・・・」
反省のことばもしばしば登場します。
外国語を勉強すると、いやでも母国語との違いに気がつきます。そこがチャンス。外国語学習は母国語能力向上のすばらしい機会です。みなさん、しっかりした発音で、正しい日本語を話しましょう!(文部科学省御用達ブログとなりました・・・)
2 件のコメント:
はい、わかりました。せんせい。
今から、毎日練習します。
發音や日本語も、頑張れ!!
日本人対象のコメントでしたが、日本語を外国語として勉強している方々にも参考になったでしょうか・・・
一緒にきれいな日本語を勉強していきましょうね。下鴨弁はちょっとね・・・
コメントを投稿