「私にもつくれますマイケアプラン」という冊子が手元にあります。母が介護保険を受け始めた頃、サービスの数も少なかったので、本人や家族がケアプランを作る「マイケアプラン」の方法を地域包括支援センターの方から教えていただきました。マイケアプラン研究会が編集した冊子で、表紙に「介護サービスと楽しく上手につきあうために」という副題があります。
受けるケアの月間予定を作り、前月の実施状況を報告する書類とともに、私の場合は区役所の担当窓口に提出するのがこのマイケアプランです。介護保険を受ける本人や家族にとってどんなケアが必要なのかを、プロにお任せにするのではなく、自分(達)で考える、介護保険に関しての知識もしっかり手に入れる、そのためには、とても勉強になる作業です。
ただ、慣れるまでには書類の書き込みを間違ったり、わからないことがあれこれあって、少々混乱しました。区役所の窓口で担当の方々に丁寧に教えていただき、「はい、これで結構です」となるまで質問を繰り返しました。慣れてしまえば、変更がない限り毎月同じ作業の繰り返しですが、書類の文字はとても小さく、似たような形式のものが数枚あり、いつもどこかにミスをしてしまった私でした。
その後お願いするようになったケアマネージャーさんは、「デスクワークがとても多いのですよ。もっと出かける時間を取って、皆さんを訪問したいのですが、いつも書類作りに追われています。制度の変更も多く戸惑うこともたくさんあります。」とおっしゃっています。
この複雑な書類作成業務、簡単にならないものでしょうか。お医者さまを含めて、提出書類の多さに時間を取られている人のいかに多いことか。提出された膨大な書類に目を通す時間に追われる方もいらっしゃるはずですよね・・・
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