中国で漢方の医師として活躍していた女性
日本で西洋医学を学ぼうと京都大学に留学
年齢は40歳を超えた留学生
慣れない日本での生活、日本語習得の大変さ
彼女の踏ん張りはことばでは言い表せないもの
無事に博士号を取得
病院での研修医としての仕事もスタート
久しぶりにおしゃべりした彼女
「日本語の痛みの表現、とても難しい・・・」と
患者さんが痛みを訴えるのに必ず出てくるのがオノマトペ
キリキリ、ズキズキ、ガンガン
ヒリヒリ、チクチク、ピリピリ
日本人にとって、どのような痛みであるか
音を聞いただけで理解できることば
日本語を母語としない人にとっては難敵そのもの
あれからもう20年、ベテランの医師となった彼女
ズキズキした痛みとチクチクした痛みも
ちゃんと理解できるお医者さまになっているはず
あれだけの努力ができた人ですもの
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