ナビラ・レフマンさんの名前を書評の中で初めて知りました。パキスタンの女の子。アメリカの無人機「ドローン」から発射されたミサイルで大怪我を負ったのは2012年彼女が8歳のとき。対テロ戦争の犠牲者の一人です。
ほとんどの人が知っている名前、マララ・ユースフザイさん。17歳でノーベル平和賞を受賞したことも。彼女も2012年15歳のときに重傷を負っています。彼女を襲ったのは「パキスタン・タリバン運動」のメンバー。
ナビラさんもマララさんもテロに屈することなく、女性への教育の重要性を訴えています。
私たちがナビラさんの名前を知らなかったのは、彼女を攻撃した「加害者」がアメリカのCIAだったからなのです。マララさんと同じ被害を受けて、同じ行動をしているのに、ナビラさんの訴えは世界に届いていないのです。
「戦争に大金を使うのだったら、そのお金を教育や学校に使うべきだと思います」と来日したときに話したというナビラさん。あまりにも真っ当な言葉です。多くの人に届いてほしい言葉です。
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