2004年のアテネパラリンピック出場を目指して日本の車いすフェンシングの選手たちがヨーロッパ遠征を続けていた頃、ワールドカップや世界選手権で、ライトブルーと黄色の線が入ったユニフォーム姿をよく見かけるようになりました。ウクライナの選手たちでした。
当初は予選落ちしていた選手が、見る間に強くなっていきました。アテネパラリンピックでメダルを獲得する選手が出たのです。チームとしても活気がありました。私たち日本車いすフェンシングチームにとって、ライトブルーと黄色の国旗は強烈な印象を残しています。
現在、あの選手たちはどうしているのでしょうか。美しい街といわれているキエフはどうなっているのでしょうか。
ソチのパラリンピック開幕目前になって、政治のきな臭さがロシアを覆っています。スポーツに打ち込むには、平和でなくては。あのウクライナの車いすフェンシングの選手たちが元気でいてくれることを願うばかりです。
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