今のようには簡単に接続ができず、ローミングに四苦八苦してメールをチェックしていた私。仕事のあと、学生時代にお世話になった家でゆっくり過ごしていた・・・はずなのに、お母さんに言われてしまいました。「コンピュータを持ってくるようになってから、一緒にいるのに気持ちがここにない時があるみたいね」って。私の訪問を楽しみにしてくれている「お母さん」のそのことばにどきっとした私でした。
バスや電車の中で、スマホや携帯に夢中になっているお母さんの横で、つまらなそうにしている子どもを見るたびに感じていた違和感。この投書のお母さんは、それに自分で気づいて子どもたちとの時間をもっと大切にしようとしたのです。
便利なものが簡単に使える世の中だからこそ、何か忘れ物をしてしまいがちな私たち。目の前にいてくれる人が一番大事なんだよ、って、この投書は教えてくれています。
お母さんは文章をこんな風にまとめています: 「時代の流れについていけなくなるかもしれない。だけど、ほんのひとときのことだから、子ども世界という異国に移住した気持ちで、長女と1歳になる長男の2人の子育て期間を満喫したいと思う」
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