2012年12月31日月曜日

こころの煤払い

29日、大谷大学教授の鷲田清一(わしだきよかず)さんの新聞コラムのタイトル

「こころの煤払い(すすはらい)」

年末の大掃除や煤払いとご縁が薄い私

だからこそ「こころの煤払い」をしようと思います

しっかり「すす」を払って、今年の楽しかった思い出を新しい年へのおみやげとします

みなさま、よいお年をお迎えください。


2012年12月30日日曜日

虐待

2011年度、お年寄りへの虐待(ぎゃくたい)が1万6700件あったという報告。家族や介護施設の職員による高齢者への虐待の総数ですが、そのほとんどの1万6599件が家庭内で生じたもの。虐待の加害者は、息子の割合が41%で最多、夫(18%)、娘(17%)。

「虐待」に至るまでの介護者の葛藤を思います。特に閉ざされた家庭の中で、介護・家事全てをこなす男性にとって、どうしても抑えきれない爆発があることも理解できる気がする私です。

日々の介護は、理性だけで続けられるものではありません。老いた親、特に認知症の親との生活では、冷静であろうとすればするほど、心の揺れが大きくなるものです。3年続いた私の介護生活でも、「いい娘」であろうとする自分が、とてつもなく「冷淡」で、「残酷」な気持ちを抱いていることに気がついて愕然(がくぜん)としたこともたびたびありました。

「虐待」という言葉は加害者が一方的に「悪人」であるイメージを与えますが、虐待が起こる背景をよく理解しなければいけないと思います。全ての介護者がプロを含めて多くの人とつながっているように、介護を家族だけでで抱え込まないように、システムがうまく動いていきますように。

2012年12月29日土曜日

Dear Okasan


Dear Okasanで始まるカードが届きました
先日我が家に滞在したシンガポールのSereneからです
家族の輪がまた一つ広がりました

2012年12月28日金曜日

寒い朝


散歩の帰り道、いつもの場所でいつものように
ちゃんと「Sit」してますよ
おちり、ち~たいな・・・
Chuck


すぐき菜がこんなに白い朝でした

2012年12月27日木曜日

西国第八番札所


バスでは離合の難しい場所が一杯ある道をクネクネと進んだ先は
西国第八番札所の長谷寺(はせでら)
http://www.saikoku33.gr.jp/08/index.htm


西国札所の中でも大きなお寺として有名な長谷寺
旧伊勢本街道にあり、門前町には旅館も並んでいます


仁王門からは長い登廊(のぼりろう)が続きます
長さ200メートル、399段
春ならボタンの花が両側を飾っている「はず」


本堂の前にある礼堂
ご本尊の十一面観世音菩薩は国内で最大級の木像
ちょうどご開帳で、お顔を拝むことができました


 礼堂前の「舞台」でのお勤め


広大な敷地のあちこちに建物が・・・
冬枯れの木々が緑だったら、と想像していました


2012年12月26日水曜日

ひなたぼっこ


寒いですな・・・毎日・・・

おひさまが出ているときは
これに限りますな

ひなたぼっこ
みなさんもどうですか?

2012年12月25日火曜日

「品位」とは

「品位」と聞くと、何か特別な意味があるように感じていた私でした。高貴な方々が持っていらっしゃるような、並の人間にはご縁がないような言葉として受け取っていました。

「品位とは天の前に謙虚であること」

先日、目にした言葉です。

これなら「品位」は誰にでも手が届くものになります。

自分の生き様(ざま)の指針として、覚えていようと思います。

2012年12月24日月曜日

我が家のクリスマス


恒例のクリスマスパーティ
今年は新顔の留学生や現役の大学生が多数参加
平均年齢がぐっと下がった集まりでした

ターキーとおでんのメニューに、参加者からの差し入れが一杯
写真撮影以降も各国メニューが並びました


今年はこんなかわいいオードブルも参加

午後から延々と食べて、飲んで、おしゃべりして・・・
三連休の真ん中でよかったこと

2012年12月23日日曜日

西国第七番札所


第七番札所は岡寺
日本最初の厄除け(やくよけ)霊場として知られるお寺


山沿いにある岡寺からは明日香村が望めます
ゆったりした風景が広がっていました


2012年12月21日金曜日

四股

四股(しこ):「醜足(しこあし)」の略かという。「四股」は当て字》相撲の基本動作の一。まず両足を開いて構え、足を左右交互に高く上げ、このとき手をひざに当て、力を入れて地を踏む。

国語辞典の説明でも、四股を踏むときは足に力を入れて地面を踏むとあります。

股関節(こかんせつ)の運動にいい動きだからやってみようと思い立って、このところ朝の体操に加えました。ドスンドスンとやっていたのですが、「片足でバランスをとっている時間が長いのがいい四股、ドスンと足を下ろす必要はなし」とのアドバイスを受けて、「なんだ、そうか・・・」

体にいいよ、と言われて体操していても、その動きで大切なポイントが外れていたのでは意味がないようです。片足立ちでちゃんとバランスが取れていれば、転倒しにくくなるのでは、そう思って四股を踏んでいます。

それにしても「四股」っていう漢字、なんで4つの股(また)なんでしょうか?あるのは二つだと思うのだけど・・・

2012年12月20日木曜日

西国第六番札所


第六番札所は壷阪(つぼさか)寺
http://www.saikoku33.gr.jp/06/index.htm

巨大な石像の仏様が境内あちこちに


境内の雰囲気は何となくエキゾチック
インドとの関係が深いお寺だとか


逆光の中、大きな仏様があっちとこっちに

境内には盲老人ホームがありました
ブッダの生涯を解説したレリーフは
目の不自由な方が触って理解できます

眼病に霊験(れいけん)あらたかと言われる
十一面千手千眼観音座像がご本尊

2012年12月19日水曜日

もうすぐ夕方


ばんごはん中でしょうか
もうすぐ夕陽が沈みます

(約一ヶ月前の宝ヶ池にて)

2012年12月18日火曜日

西国第五番札所


西国第五番札所は葛井寺(ふじいでら)
http://www.saikoku33.gr.jp/05/index.htm

大阪府藤井寺市の真ん中にあるお寺


初めての「バスツアー」体験
公認の先達(せんだつ)が同行
本堂での「お勤め(おつとめ)」
般若心経(はんにゃしんぎょう)や十句観音経(じっくかんのうぎょう)を唱えます


ご朱印帳や納経軸は、前もって添乗員さんに預けます
バスを一番に降りて、朱印所に向かう添乗員さん

行きのバスの中で、「朝のお勤め」
最後のお寺を出発したあともバスの中で、「午後のお勤め」
一日のうちに般若心経を6回も唱えました

バスに乗って降りて、歩いて、お参りして・・・
道を探すこともなく5箇所をぐるり

2012年12月17日月曜日

ミススペル


「わぁぉ!」
以前、旅館に泊まった時、娘が声を上げました
「まちがってるよ・・・」

そうですよね、「ひげそり用形式」とでも訳しましょうか

何人もの人がチェックしたはずの商品
こんなこともあるのですね

2012年12月16日日曜日

アメリカの小学校

寒さの厳しいシカゴ、この時期小学校に通う子どもたちは「ぶあつい」ジャケットを着こみ、スノーブーツをはいて登校していました。学校内は暖房がきいていますから、校舎に入るとき、ボランティアのお母さんたちが、低学年の子どもたちを手伝って、ジャケットやブーツを脱がせていたものでした。

シカゴ郊外の公立小学校の小さな校舎は、とても開放的で、どこからでも出入り自由。授業のお手伝いをするために、よく通った私でした。校長先生とも気楽にお話ができ、学校中のみんなが顔見知りでした。

セキュリティ強化を計画していた、コネティカットの小学校での銃乱射事件。授業中は入り口をロックしていたはずなのに、この襲撃犯は学校に押し入っています。

「警備の専門家を雇い、学校の入り口を空港並にするしかないのでは」とコメントするアメリカ人の胸中はどのようなものでしょうか。民間人が3億丁の銃を持つというアメリカ。今回のような事件は、どこで起こっても不思議はない国。でも、自己防衛を当然とする国では、銃規制が強化されることはありません。

私のシカゴでの懐かしい思い出はもう30年近く前のこと。同じアメリカなのに・・・

亡くなった幼い命とそれを守ろうとして力尽きた命を想います。

2012年12月15日土曜日

僕のセーター


僕のセーター 
寒い日の散歩で着るんです
あったかいです・・・


おっとっと・・・


落ちちゃった・・・

2012年12月14日金曜日

でっかいスズメさん


珍しく一眼レフを持って散歩した朝
でっかいスズメさんの写真が撮れました

やっぱり「ちびデジカメ」とは違うようで・・・

2012年12月13日木曜日

メディアとは・・

「軽い冗談」が人を死に追い込んだ出来事。イギリスの看護師さんの死。オーストラリアのラジオのディスクジョッキーがエリザベス女王やチャールス皇太子の話し方を真似て、ウィリアム王子の奥さん、キャサリンさんの様子を尋ねた電話を病院かけ、それを取りついだ看護師さんが自殺した出来事。

CNNの報道を見ていると、この「冗談電話」に関してイギリスでは常軌(じょうき)を逸(いっ)した報道が連日続いたということ。イギリス王室は、この件に関して全く抗議はしていないのに、亡くなった看護師さんの名前は当初から大きく報道されていたようです。

インド出身のJacintha Saldanhaさんは46歳のベテラン看護師。その人を追いつめた今回の出来事。事件や事故に対して、あまりにも加熱するメディアの報道が、その死の大きな原因だったように感じます。

イギリス王位の後継者誕生を告げる喜ばしいニュースがあまりにも辛い結果を生んでしまいました。残された家族はもとより、イギリス王室の方々も心を痛めていらっしゃるはず。涙の記者会見をしたディスクジョッキー二人にとっても、辛い出来事になってしまいました。何でもかんでも知りたがる私達一人一人もメディアを煽(あお)っている原因なのかもしれません。

2012年12月12日水曜日

おしどり #2


宝ヶ池のおしどりたち

前回「遭遇」したのは今年の2月でした

同じおしどりたちなのでしょうか・・・

2012年12月11日火曜日

季節のことば

新聞に出ていた季節のことばのランキング
  
 
  1.夕凪(ゆうなぎ)     2.新緑(しんりょく)      3.木枯らし(こがらし)

  4.花冷え(はなびえ)    5.夕立(ゆうだち)      6.朧月夜(おぼろづきよ)

  7.春一番(はるいちばん)8.夜長(よなが)       9.麦秋(ばくしゅう)

 10.春霞(はるがすみ)  11.氷雨(ひさめ)      12.花曇り(はなぐもり)
 
 13.薫風(くんぷう)     14.鰯雲(いわしぐも)    15.遠雷(えんらい)

 16.野分き(のわき)    17.雪明かり(ゆきあかり)


 18.淡雪(あわゆき) 18.小春(こはる) 18.立秋(りっしゅう)


それぞれのことばは、それぞれの人にとって特別な風景が浮かんでくるはず。四季がある日本だからこその表現。

漢字の読み方が普通とは違うものも多くややこしいこと。でも読み方を間違えると、季節感がなくなりますものね・・・

2012年12月10日月曜日

「Kizuna」プロジェクト #2


「Kizuna」プロジェクトで京都に滞在中の生徒たちとホストファミリーが集まりました
一人ひとりが宮城県、気仙沼大島での経験を発表します

「日本に来る前は心配だったけれど、大島の人たちはみんないい人でした。
帰国したら、家族や友達にこの経験を話そうと思います。
一生忘れられない思い出ができました」


たった2日だけ離れていただけなのに、「再会」した生徒たちは大騒ぎ
12月2日までは、お互いに全く知らなかった、各国からやってきた生徒たち

シンガポール、タイ、フィリピン、ミャンマー、マレーシア
インド、ラオス、オーストラリア、ニュージーランド
チモール、インドネシア

同じプログラムで、一緒に行動したことで、
かけがえのない「Kizuna」が生まれたようです

2012年12月9日日曜日

これは何?


道端に元気に茂っている葉っぱ
これは何?

彼岸花の葉っぱ
来年の秋に真っ赤な花をつけるまで
栄養を一杯取り込むのでしょうね
寒さの中、どんどん大きくなっていきます

2012年12月8日土曜日

「Kizuna」プロジェクト

昨夜から外務省の「Kizuna」プロジェクトで被災地を訪問したシンガポールの中学校の先生がホームステイをしています。生徒たちはみんな、12月2日からの東北各地でのプログラムを終えて昨日、各地のホームステイ家庭へ移動しました。

彼女のところに、シンガポールの学校の校長先生から電話。「地震の被害はないの?生徒はみんな大丈夫?」ちょっとパニック気味だとか。無理もありません。地震の報道は世界中を駆け巡ったのでしょうから・・・

「生徒たちは?」
「みんなホームステイの家庭に移りました、地震は私達が東北を出発した後でした」
「本当にみんな安全なの、チェックしてください」・・・・

昨夜は外出していたので、私達が帰宅したのは10時前。そこから、資料を引っ張りだしてホームステイのお宅を一つ一つ電話。熊本、福岡、長野、神奈川・・・あちこちに散らばっています。

もちろんみんな元気で、ホームステイの方々のところへ無事到着していました。

「生徒のホームステイ先に電話しました。全員無事です」

校長先生に報告できて、やっとSerene先生、ほっとした様子。寒い京都で火曜日の朝まで過ごします。

2012年12月7日金曜日

いのちの党

12月5日の鎌田實氏のブログ。「いのちの党」の設立趣旨が掲載されています。

http://kamata-minoru.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-64f6.html

政治政党としての「党」ではなく、日本の今後を考える「ゆるやかな集まり」だそうです。

選挙戦では、経済復興、株価上昇など、今までと同じ考え方のスローガンが並びます。過去の政策をしっかり見直すのではなく、他党の非難が続きます。原発に関しても、まず経済戦略ありきの感がぬぐえません。

日本をどうしたいか、日本がどうなってほしいのか、一人ひとりがじっくり考えることが大切です。一人ひとりを大切にするために。声を荒(あら)げることなく・・・


2012年12月6日木曜日

冬バージョン


あったかいときにはベランダにいた植木さんたちがリビングに入ってきた
ぼくのひなたぼっこの場所に入ってきた
冬バージョンのひなたぼっこは、
とってもせまいんです

2012年12月5日水曜日

過去二番目

今回の衆議院選挙、女性立候補者の数が「過去二番目」になった・・・と聞くと、多いような錯覚に。
225人の女性候補者の数は、全体の「たった」14.9%。前回より9人減ったとか。

日本女性の優秀さは、世界も認めるところ。高学歴でその「投資」が生かされていないことが、日本の男女格差ランキングを低迷させる原因にも。

お隣の韓国には女性の大統領候補も登場。日本ほど政治の世界に女性の顔がない国もないのでは・・・

女性が女性の感覚を発揮して活躍できる場が政治にあれば、日本はもっと住みやすい国になると、多くの人が感じているのに、その政治を引っ張っていっている(ように見える)人たちは全て男性。歯がゆさとともに、今回の政党乱立の今回の選挙、何をどうやって選んでいいのか思案中。

2012年12月4日火曜日

最後のもみじ

 つかのまの晴れ間
御所のもみじ



上より下がきれいな季節
はっぱの絨緞(じゅうたん)があちこちに


2012年12月3日月曜日

落し物


玄関先に落ちていた赤い実一つ


近くの万両の実がなくなっていました


我が家の庭の千両や万両はみんな「とりさん」が運んできたもの
「とりさん」の食べ残しが落ちていたのですね