昔の中国で順位をつけるのに、一等、二等、三等ではなく、一品、二品、三品といい、審査のモノサシからはずれるが、とても個性的なものを「別品」と呼んだとか。
そこから、日本では「別品」を「別嬪」とも書いて、美人を表すようになりました。
私が小さかった時、祖母が「別品さんにおなりだね」と言っていたのを思い出します。お風呂あがりや、よそ行きの洋服を着て、ちょっとおめかしをした時に私に言ってくれました。
こんな軽やかな、すてきな言葉を思い出させてくれたのは、朝日新聞10月9日付、天野祐吉さんの <CM天気図> 「別品」の国へ。
「きれいね」じゃなくて、「別品さんね」って使ってみようと思います。
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