2008年6月19日木曜日

Is that so?

日本語で「あっそっ?」と軽く返事をする感じでこの英語を言ってみてください。とても軽く・・・「あっそうなの」という思いを込めて極力自然に・・・

今年の3月から4月にかけて、毎週火曜日、「必死に」見ていたアメリカからのインターネットプログラム(これに関しての詳細はまた後日・・・)の中で、日本の有名な禅僧(Zen Master)が、人が何を言ってきても、この「あっそっ?」と返事をを繰り返していたという逸話がでてきました。

自分にとって不都合なことを言われ、おとしめられても「あっそっ?」。反論は全くなく、そのままを受け止めるこの禅僧は、周りの状況がどんなに変化しても動じることなく、ただ日々やるべきことを行じていたとか。不都合に見えたことも、時間が経つとともに、変わっていき、禅僧の評価も高まっていくのですが、そうなっても「あっそっ?」。

プログラムの中で、この「あっそっ?」は「Is that so?」と表現されていました。それも淡々とした口調で。

先日、母がカレンダーをびりびりに破っていました。いつもは気にもとめなかったカレンダーなのですが、なぜか手にとって、破ったようです。「きれいなカレンダーだったのに」という言葉が私の口から出ていました。カレンダーが破れていても、それはそれで「あっそっ?」でいいはずです。私にとって理解できない行動であっても「あっそっ?」、それでいいのです。

でも・・・介護の日常は、心がブランコのように揺れています。「あっそっ?」と言えない自分。こだわったことを気にする自分。「こうでなきゃ」と思う自分。「でもできないよ」と反論する自分。ゆらゆらとあちこちに揺れる日々。

これが今の私の学びなのでしょうね。「あっそっ?」「Is that so?」と自然に感じることができるまで・・・

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