2009年6月3日水曜日

ほめ上手、ほめられ上手

「日本語がお上手ですね」
「いや、それほどでもありません」

そう答えたのは、アジアからの留学生。日本語を勉強する時に、「日本人的つつましさ」も身につけたのか、とても上手な日本語でそう答えました。

日本人はおしなべて「ほめられベタ」。ほめことばに対して、素直に「うれしい」「ありがとう」と反応できない人が多いように思います。謙遜(けんそん)や謙譲(けんじょう)を良しとするからか、どうしても「いや・・・それほどでも」という答えになるのでしょう。

それに引き替え、アメリカで生活していた時、本当によくほめてもらった気がします。何でもないことも、ちょっとオーバーじゃないかな・・・と思うほど、ほめてもらったりしました。

そ の中での極(きわ)めつけは息子の友だちからのほめ言葉。日本語なら「おばさん」とでも言うところですが、そこは英語、ちゃんとMrs. XXXとはっきり呼びかけます。そして「You look so nice today.」ですって。「Thank you!」と驚きながら答えた私です。それを言ってくれた男の子、まだ小学校2年生だったのですから・・・

ほめてもらって素直にありがとう。そしていいことを見つけたら、すぐにほめことばを口にする。こんなキャッチボールっていいですね。


新聞に掲載された、この「ほめサイト」。本当にはずかしくなるぐらいほめてくれますよ。一度おためしください。

asahi.com(朝日新聞社):「お前、デキるな」でスカッと ほめてくれるサイト評判 -

2 件のコメント:

  1. むかしNHKの日本語講座で
    「謙遜のしかた」という回があったのを思い出しました。
    「日本語お上手ですね」と言われたときに謙遜の言葉を述べるようにと生徒さん一人一人に順番が回ってきます。
    「それほどでもありません」
    「まだまだ直すところがあります」
    など答えていきます。
     次に先生が生徒さんそれぞれに異なるほめ言葉を投げかけ、それに対してアドリブで謙遜していくという時になりました。
    「すてきな車ですね」という先生の褒め言葉が回ってきたアメリカ人学生のトーマスさん
    「はい、でもまだまだなおすところがあります」とこたえていました。
    先生は間違いを直すどころか
    「まあ、トーマスさんの車は中古なんですか」と全くの冗談なしで不思議な会話をつづけ、トーマスさんはなんだか困りながら続けているので画面の前で爆笑したのを覚えています。
    でも謙遜の文化を言語習得中の生徒さんに教える必要はあるのでしょうか?
    このへん自然体でいけばいいと私は思うのです。だれだって褒められたら嬉しいしポジティブになれますよね。

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  2. 日本人らしさとしての「謙遜」、それが「自己主張」のひっくり返しであってはいけないのでは、と思う私です。

    本当の謙遜は、とても自然にすっと身を引くようなものではないでしょうか。それだけに難しいのですよね。

    私自身、本物の「謙遜」にあこがれつつ、「自分」が顔を出しているのを感じます。

    もっとも、平均的日本人に比べて「謙遜」する場面はとても少ないですけれどね・・・

    ほめてもらったら嬉しいですもの!

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